ユーザーによるアクセシビリティ評価
ガイドラインの達成基準を満たすだけに留まらず、ユーザビリティやUX(利用者体験)を向上させることによってユーザーの満足度を高めるために、ユーザーによる評価から改善すべきポイントを提示します。
シニアや障害当事者の視点で評価
Webコンテンツのターゲット層に合致する一般ユーザーにモニターとして協力を依頼し、モニターがタスクを完了させるまでの操作や発話などを観察、記録して、改善すべき問題点の抽出を行います。専門的な設備を使用することもありますが、弊社ではお客様の会議室などを使用した簡易な形式で実施しています。
モニターの人数は、1つの同じ属性につき、5名が最適であるとされています。例えば、スクリーンリーダー利用者にとっての問題点の有無を評価することを目的として、「全盲の視覚障害者でスクリーンリーダーを使用している人」を対象にする場合は、スクリーンリーダーを使用している全盲の方5名をモニターとして評価を実施します。ご予算やスケジュールに制約がある場合でも、少なくとも3名以上で評価を実施することをお奨めします。
参考リンク
特長
- 対象ページの問題点を網羅的に把握することはできない
- 発見された問題点ごとに詳細をレポート
- 動画ファイルを社内関係者で閲覧することによって、問題意識の共有も可能
- 準備から成果物納品までの期間がどうしても長くなる(平均2か月程度)
- アクセシビリティ診断と比べればコストも高くなる
- オプションで成果物の説明会(質疑応答を含む)も実施可能
診断の手順
- テスト対象とするタスクの検討[お客様・弊社]
- タスクに基づいたシナリオの作成[弊社]
- モニターのリクルーティング[弊社]
- テスト実施[弊社]
- テスト結果の分析及びレポート作成[弊社]
- テスト結果のレポート(PDFファイル)、動画データを納品[弊社]
- オプション:テスト結果説明会(費用は別途)
標準価格(税別):
- 都度御見積としております。
お問合せ・お申込
- Eメール:info@infoaxia.co.jp
関連サービス
- 専門家によるアクセシビリティ診断:JIS規格やW3Cのガイドラインの達成基準を用いて、ツールによる自動的な判定だけではなく、目視や動作確認などによる完全な評価を実施。
- 「JIS X 8341-3:2016」に基づいた試験:WebコンテンツがJIS規格の要求事項を満たしていることを示すために、第三者の立場で試験を実施。W3C勧告「WCAG 2.0」にも対応。